Blu-ray Discに新しいコピー防止技術が3種類搭載
最近ちょっと話題の少ない次世代DVD関連ですが、Blu-ray Disc Association(BDA)がBDに新たなコピー防止技術を搭載すると発表しました。
HD DVD陣営が「ウチの方がコピー防止が優れてるから、映画の配信にも安心だよ」みたいな感じで宣伝してるのに対抗したんでしょうか。
「Advanced Access Content System(AACS)」、「BD+」、「ROM Mark」という3種類の技術から構成されているらしいです。
「AACS」というのは現行DVDの保護機能(CSSやマクロビジョンのことか)の何倍も強力で、「コピー管理も含め、ネットワーク機能やインターネット接続に関連して、公認されたセキュアな方法でコンシューマーの新しい利用モデルを可能にする」(ITmedia)らしい。
これはどういう意味なんかなぁ。コピー管理というのはどうせ単にコピーさせないというだけなんだろうけど、インターネット接続に関連して「コンシューマーの新しい利用モデルを可能に」してくれるわけだから、DLNAとかでネットワーク配信とかが出来るとか?良くわからんw
「BD+」というのはプログラマブルな強化機能で、ハックされても動的に更新が出来るらしい。
PSPのファームウェアみたいな手で攻めてくるんだろうか。だとしたらかなりいやらしいコピー防止技術だなぁw
「ROM Mark」はユーザーには見えない一意の識別子を忍ばせておいて、海賊版の大量生産に対抗する技術。特にアジアの方の海賊版被害はすごいですからね。効果があるでしょう。
でもやっぱりいたちごっこだろうしなぁ。CSSだってDeCSSでとっくに破られてるし、マクロビジョンも安定化装置(?)とやらで回避が可能だとか。
世界中のヒマな人々が解読に精を出してますからねぇ…
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