タブブラウザ「Opera」が無料化へ
「京ポン」などにも搭載されてすっかり有名になったタブブラウザ「Opera」ですが、無料版から広告を廃したようです。
Operaと言えば、Ver. 6.0から日本語にも対応して「世界最速ブラウザ」という謳い文句で登場したタブブラウザですね~。
自分もその謳い文句に引かれて使ってみたわけですけど、確かに速いし、タブとかマウスジェスチャーとかエラく便利だしってな事で人に勧めまくってたようなwそれ以来タブとマウスジェスチャー無しではブラウザは使えない体質になってしまいました。
広告も確かに邪魔だし、Sleipnirの登場以来すっかり使わなくなっていましたが、無料化ということで使ってみることに。8月31日に10周年記念ということで広告削除用のコードを無償配布してましたがそれは見逃してしまっていて…
ん~、相変わらずレンダリング早いしなかなか使い勝手も上々。
Firefoxなんかも使ってみましたけど、どうもクセが有るというか、なかなか使いこなすのが難しい。
タブだけで簡潔してくれればいいものを、何故かあたらしいウィンドウが開いてしまったり…
エクステンションで拡張もできるんでしょうけど、なかなか好みに合ったのを探すのが面倒というかw
そんなわけで、自分の中でOperaを再評価。
しかし、多くのソフトウェアがIE向けに作られていたりして(たとえばダウンローダーのようなもの)、Operaと連携できるものが少ないのがネック。その点はFirefoxも同じ気がする。
しばらくはSleipnirを使うことにしよう。
ちなみに、有償のサポートは今後も続けていくとか。
それと、Operaのトップページ下部に「なぜ無料?」などと海外の企業の日本向けWEBサイトにありがちな片言の日本語が書かれているのでクリックしてみても、無料になった理由がひとつも載ってませんw世界中のユーザーの支援って…誰か募金活動でもしたか?
追記(2005.09.26)
Internet WatchやITmediaの記事などによると、組み込み向けの製品による収入が売り上げの7割を占めている上に、Googleと「ユーザーが増えるほどお互いの収益が伸びていく可能性の高い」という新たな契約を結んだことが広告撤去の主な理由だそうだ。Operaの右上の検索バーからGoogleにトラフィックを誘導して、アフェリエイト収入を得ているらしい。InfoseekやAmazon.co.jpの検索も可能なので、そちらとも同様のアフェリエイト契約をしているようだ。
無料化発表2日間で100万ダウンロードを超えているらしく、目標シェアは30%だとか。ん~、それはどうだろうかw
関連リンク
Opera SoftwareITmediaニュース:Opera無料版から広告撤去
ITmediaニュース:「無料でも利益拡大」――Opera、2日で100万DL
Opera無料化の影にGoogleあり
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