自転車のスヽメ

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日本では自転車をスポーツとして楽しむ人はマイノリティーだ。
しかし、最近では地球温暖化防止などの観点から、環境にやさしい乗り物として自転車が注目されている。

実際、ツーキニストの教祖である疋田智氏の布教活動の成果もあってか、自転車通勤している人も多い。
自分は都内の、都心へ向かう比較的大きい道の近くに住んでいるので毎朝数人のツーキニストを見る。

しかし、どの人もマナーが悪い。
歩道を平気で暴走する人、道路の右側を通る人、雨の日に傘をさしながらロードレーサーに乗る人…
これらのマナーの悪さが、自転車が煙たがられる一因でもある。
(もっとも、日本の自転車環境の悪さも原因では有ると思うが、この事については今回は触れない)

都内、もしくはその近郊に住んでいる人なら分かると思うが、毎朝の通勤ラッシュ。これは酷い。
「お客様混雑で」電車が遅れるなんてのも日常茶飯事。その他トラブルやら人身事故やらで、案外電車も信用できないものだ。

その点自転車はこの様な状況の都内では有利。信号に引っかかることも多いが、比較的スムーズには流れてくれる。車の渋滞も関係なし。まったく動かない車達を横目に、20~30km/hでスイスイ。明らかに速い。
疲れるんじゃないかという人もいるかと思うが、満員電車での体力消耗も相当なものだ。それと比べたらいかに健康的な疲れだろうか。

もちろん自転車は健康にもいい。
いろんな人がネット上で書いているが、体重が落ちただとか、健康診断の結果がよくなっただとか、少なからず結果が出ているようだ。
実際、自分も体重がかなり落ちている。受験やら何やらでここ1年あまり自転車にも乗らず、運動する機会も少なかったので63kgになってしまった体重は、この1月ほどで5kg落ちた。もちろん体も健康だ。

さらに、自転車は健康的なダイエット方法と言える。
膝への負担が少ないので、現に体重が重く、膝を痛めている人でも始められるだろう。
適度なスピードで走れば有酸素運動になる。脂肪を効率よく燃焼させられるわけだ。

特に女性は、自転車に乗ると足が太くなってしまうと思っている人も多いと思うが、そんなことはない。むしろ逆である。
確かに、強く踏めば足が太くなっていくが、やはりこれも適度に、足に負担をかけすぎない程度に回せば、太くなるどころか、足の脂肪が落ちて引き締まり、細くなる。

もちろん、自転車の乗り方は通勤だけではない。土日にサイクリングをするだけでもかなり効果があるという。
要は、継続が大事。
まずはエントリークラスのMTBだとか、シクロクロスなんかでも一向に問題ない。運動するのに自転車のグレードは関係ない。
とは言っても、ママチャリやシティサイクルとなると話は違う。その目的が違う以上、ちゃんとスポーツサイクルを使うことが前提となるわけだ。

長々と書き連ねてしまった。最後まで読んで頂いた方はとてもありがたい。
このblogを見て、少しでも自転車に興味を持ってくれる人がいたら幸いだ。

(自分は専門家でも何でもないので、間違ったことが書かれていたらご指摘いただければ有り難いです。)

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このページは、pedzが2005年7月 6日 13:53に書いたブログ記事です。

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